まゆみ学園の古渡先生との出会い  
  

 私が新聞やテレビなど、メディアを通じて幼児のお昼寝についての研究結果をお話していることが、二本松市のまゆみ学園の園長先生である古渡一秀先生の目にとまり、講演するように依頼をうけました。また、こうして新しい出会いがありました。
  二本松市のまゆみ学園は、もともと「まゆみ幼稚園」と「中里保育園」の2園を運営されていましたが、幼稚園と保育園を統合する「幼保連携」の流れの中で「認定子ども園」という新しい形態を取り入れ、二つの園を、平成19年の3月から、幼保連携型の認定子ども園として全国的にも非常に早い時期にスタートされています。
  古渡先生たちは、幼稚園と保育園とを統合する際に、保育園で行われてきた「お昼寝」をどうするかという事を非常に悩まれた結果、幼稚園児は寝ていないのだからということで、保育園でのお昼寝の日課を廃止するという英断を下されました。
  認定子ども園としてのスタートも早く、本当に活動的な古渡先生らしいのですが、「お昼寝」を中止するという英断は、私のデータを見る前の段階で下されていて、その意味でも非常に先進的な試みをされていることで、私自身も非常にびっくりいたしました。          
 古渡先生たちは、昼寝を中止するという決断を下したものの、何か科学的な根拠がほしいと探している中で私の研究を知ってくださるようになったとのことで、これも、タイミングと言うか運命というか、人のつながりの不思議さを感じさせてくれる出来事でした。