●お昼寝は長さとタイミングが大事

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一般的にお昼ご飯を食べたあと、午後1時から3時くらいにとても眠くなることは、皆さん、誰しもご経験があろうかと思います。
 食後におなかに血液が行って、脳に行かなくなるからだと考えている方が多いようですが、これは全くの俗説で、脳の血流量は、食事をとってもとらなくても変わりません。
  実は、この眠気は、タイミングとして食後に出現するだけで、直接食事には関係が無く、脳の中にある生物時計に基づいて生じる眠気だと考えられています。
  最近、この午後の眠気に対処するために、短時間(15〜20分)の仮眠をとることが有効であるとの報告が多くなされるようになってきました。
  また、短時間の仮眠は、認知症になるリスクを6分の1に低下させますが、逆に、これに対して長時間(1時間以上)の昼寝は、驚くべきことに、仮眠直後の寝ぼけ状態を生じ、夜間睡眠の質を低下させ、認知症の危険率を2倍に高めるとされているのです。
  つまり、単に昼寝の良し悪しを論ずるのは意味がなく、どのタイミングでどのくらいの昼寝をとるかが重要と言えるでしょう。